さて。

さて。

2018.5.20 日本国愛知県西尾市にて、第5回 国際パエリアコンクール 日本予選大会が開催された。

私にとっては、連覇がかかった大切な日だった。

各地から、リスペクトするライバルたち。そして新たな仲間となる挑戦者が集っていた。

前日は、強風。

私たちも、緊急に強風対策の治具などのセティング変更をしていた。

大会当日は、誰もが微笑む晴天。

大会運営者、会場設営協力をいただいた皆様には、ここに感謝を重ねて記したい。

「ありがとう。」

試合は、国際大会と同様のレギュレーションで行われた。

我ら、team”anocado”も万全のメンツで試合に臨んだ。

今になり振り返ると、私の心のチューンナップが甘かった。

①どんなパエリャにするのか?

  a.賞賛される、POPなパエリャ。

  b.他を蹴散らすほど、鋭いパエリャ。

  c,全てを包み込む、受け身のパエリャ。

②連覇への欲と不安

 a.連覇して、誇らしげ。

 b.連覇して、調子こく。

 c.連覇できない。どころか、予選落ち。

③日本のパエリャ界への立ち位置

 a.伝承

 b.ビジネス

 c.娯楽

私の選択は、①c・②c・③a。

そして、それぞれに誤差が±7ぐらいのブレがあったように思える。

teamにも、なんとも申し訳ない。

フランス革命の先導者”ジャンヌ・ダルク”。

彼女には迷いはなかった。…だろう。その時には…。

黒船に乗り込んだ”吉田松蔭”。

彼にも迷いはなかった。…だろう。その時には…。

私は、迷った。

悩んだ、苦しんだ。

どうしたい、どう映りたい、どうなりたい。

道々巡りだ。

巡った時間に遂げた行為は。

・カッティングの遅延

・肉のグリル過多

・風味食材の分量違い

・給水熱量のコントロールミス

・ソカラ(おこげ)の仕上がり

結果は、

日本予選3位通過。

何とも無残な前年チャンプである。

力石も死んだ。

ジョーも死んだ。

俺は生きている。困ったもんだ。

しかし、

そこにパエリャの神が降臨。

憎まれ、愛されるこの私は、パエリャ人生で最高のパエリャを体感するのである。

2018.日本パエリャチャンプ『Jugem』三河の作品だ。

前節に記した、パエリャの家康こと橋本良太郎と軍帥ショウゴ。そして彼らを愛する仲間の作品だ。

それは、私のパエリャ史上における最高峰作であった。

彼らの、足跡が。そこにはあった。

実に気持ち良い負け方。

さて。

明後日。

さてさてしっ。しっ。

明々後日。

多少、強引な盛り上げであったが、さておき。

良太郎との乾杯を思い出す…。

彼へ充てた俺の杯はどんな味だったのか?

そして、彼からもらった杯は、

俺には、苦く、嬉しく。どっちに泣いてんのかわからんかった。

さらに、

高知のパエリャ長宗我部こと、ダイチとハラミも。

よくやった!

今回は、勉強じゃ。

よし、返杯じゃ!

良太郎に返杯じゃ!

おめでとう。

頂上で (いただきで)

 浮いた前歯が、みぎ ひだり。

巡る想ひに 苦い酒。

糞、苦いんじゃ。

ゴーヤ入れてんじゃねーぞ。コラっ‼︎


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