真冬の訪問者。ー❤️季節のシェフコースでスペインバル デート❤️ー

ある雪がちらつく夜。
辺りはひっそり冷たいアスファルトと剥き出しの木々で寂しさを増していた。
横を通る車のタイヤの音が、都会の冬の夜に社会的な憂鬱を重ねてくる。

ぽつりぽつりと数件の商店が灯りを灯す。副動線的なこの道は、
杉並・高円寺を通過する環状7号線から西東京のあきる野市へ向かう道である。
かつては、木材や石炭を江戸へ運ぶための動線だったと、友人の徳川吉宗君が話していたのを思い出した。

先ほどまで、疲れた都会人に囲まれた地下鉄を降り新高円寺駅の地上に上がってから、8分位歩いただろうか…。
冬の冷んやりした空気で、より派手さを増したネオンが緩いカーブ越しに目に入ってきた。
どうやら、隠れ家的なレストランらしい。
年季が入った、赤と黄色のフラッグが時より吹く、北風に揺れていた。
中からは、電球色の暖かい灯りと、ほんのり甘さを感じるような香り、そして時折楽しく談笑する声が溢れてくる。

装飾を兼ねているのか、大きな木樽に葉を落とした一本の木と数本の植物が植えてあり、
その樽に鉄ででき程よく錆びがでた看板があった。

“anocado”という文字と西洋の獅子の紋章のようなモチーフが型抜かれ光っていた。
「あのかど」どうやら英語ではないようだ。
詳しくはないが、スペル的にはスペイン語で表現しているみたいだった。

チラチラと舞う雪が、肌を刺し、空腹と物寂しい私の心がホッとあったまりたい気持ちで溢れてきた。

冷えたドアノブをひくと…。
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「キングスライムがあらわれた!」
「たたかう」
「にげる」
「ぼうぎょ」
「どうぐ」

突然すぎて、選べない…。
天災や事故から身を守る。なんてポスターをみ頷いていたある日の自分を想い出し、少し恥ずかしくなった。

こんな、馬鹿な私の妄想呑みトークに、かつてお付き合いしてくれていた
倉田まさと君が、デートで季節のディナー(ホワイトデー含む…www)を楽しみに来てくれました。

以前の高円寺店から、アルバイト入店し、今のanocadoで立上げ1年半と通算で2年半一緒に食事をし、失敗し、成長してきた可愛い同志の一人です。
↓旧・高円寺のお店にて。今よりほっこり度120%の店内。奥がマサト。手前はアヒージョ好きのあけみさん。
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↓ディナー後に、サングリアに必須のオレンジを持ってパシャ。
anocadoスタッフ

今は、数店のスペインバルを経て、新宿のスペインバルへ。
ワインの知識も増やして、今年はソムリエ試験に挑戦とのこと。
頑張れ!まさと!(*^_^*)応援してます。

 

何はともあれ、スタッフの成長報告は、お酒も美味しく。心もあったまります。
立場が変われば、理解と感謝がうまれたり。また、その成長を知らせてくれる子たち。
人生は飽きないものです。

改めて、父・母・妻・息子・スタッフに感謝いたします。
いつも、ありがとう。

ーシェフ・結稀ー


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