神田の藪蕎麦を求めて
ついに、、来ました。。神田の藪蕎麦…。
サミットが終わり休みもない中、、兼ねてより熱望していたお蕎麦屋さん。
「粋とはなんぞや…」の答えを求めて。
師匠とまゆさんに連れて行って貰いました。
斉藤和義の曲の中に「メトロに乗って」という曲がある。
その歌詞に神田まで行って藪蕎麦を食べよう。
ホンモノを食べようという歌詞があり、ずっと憧れていた(´∀`)
敢えて今まで何も調べなかった。
どんな店かどんな料理かなど。お店は何年か前に建て替えたらしい。
品が良い建物。玄関も広い。席から小窓を通して見える樹々が東京にいる事を忘れさせてくれる。
天井には大きな和照明?というのかな?がどーんとしてありお店の風格を表している。
お品書きを見る。なるほど。
神戸じゃこの蒲鉾でラーメン定食が食べられる。
最初から蕎麦など頼まない。
このどれもホンモノの一品一品をあてに、お酒を呑む。美味しい。。
独特のオーダーシステムが風鈴の様に聴こえてくる。
厨房の人にどうやって伝わっているのか…注文表なんてものもない…そもそも最初に注文を取りに来てくれた女の人も何もメモを取らなかった( ゚д゚)8品位頼んだのに…
。それを口頭で女将さんに伝えてそれを風鈴の様に読み上げて厨房に伝えるシステム。
「粋だ…」これが粋なのか…( ゚д゚)
そしていよいよ蕎麦が来る。まずは何も付けずにズルっ。師匠の真似をする。蕎麦の香りが際立つ〜。
次にお汁を少し。出汁が…( ̄∀ ̄)
頭の中で丁寧に出汁をとっている風景が浮かんでくる。
そして水が美味い!蕎麦を洗う水が美味い。凄い…。これは美味しい。。
添加物が入っていない外食でこんなに美味しさを感じ取れるなんて…。
手前味噌だけどanocadoの料理と賄いを食べる時と同じ感覚だ。
身体が喜んでいる感覚。舌が美味しいと言っているんじゃない。身体全身が喜んでいる。これが藪蕎麦…。 この後、神田明神にお参りにいき、甘味処の竹村で昔ながらの甘味を味わい…。
続けてもう一軒蕎麦屋を梯子し( ゚д゚)
そこでホンモノの粋な蕎麦の食べ方をしている人生の先輩を眺めながら東京を楽しませて頂いた(´∀`)
大満足…。。これを味わいたかった…。感じたかった。
どこどこに行きたいとかじゃなく、歴史ある東京を感じたかった。
結城さん。まゆさん。本当はめちゃくちゃお疲れなのに、、わがままを聞いてくださりありがとうございましたm(__)m
後残り3日。相変わらずポンコツだけれど、悔いなく全力で楽しみたい。
※2023年3月から3ヶ月間anocadoに弟子入り中の「うえちゃん」こと、植月のブログです。
弟子から見るanocadoを、僕の奮闘記と共にお楽しみください。